ライトショアジギングでは5000番を買うか4000番を買うかという問題

5000番と4000番どっちを買う?リール

けっこう悩んでいる人も多い気がするライトショアジギング用のリールの番手でどっちを選ぶべきかという問題について考えてみました。
ただし答えは出ません。

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5000番と4000番どっちを買うか問題

タイトルのままなのですが、自分自身ずーっと最適解が分からん部分として、ライトショアジギング(LSJ)やっていて現在のリールラインナップの中で5000番か4000番どっちを買うべきなのか?ということを改めて考えてみました。

最初に、これはあくまでもその人の釣りのスタイルや求めているものによって変わる部分ですので、「私の場合は」という前提で考えているという点はご留意ください。

というかこの問題って「悩むくらいならどっちも買え」というのが最終的な答えなのではありますが、とはいえ今からLSJやってみようかと考える人に「どっちも買え」とか理不尽なこと言えませんよね?

そんな私はどうしたか?

自分は現在セルテートLT5000D-XHと18ストラディックSW4000XGを使っているものの、どっちをメインで使うか?に関しては自分自身けっこうまだフワッとしています。

というか普通ならばサーフなりライトショアジギであれば4000番でええやんって話なんですよね。
で、自分はそれもあって18ストラディックSW4000XGを買いました。
ええ、買いましたよ!!

ただ、買ってからふと思ったんですけど…
18ストラディックSW4000XG(305g)の方がセルテートLT5000D-XH(295g)より重いんですよね。

4000番より5000番の方が軽かったら5000番使うじゃん?って話になりませんか?と。

で、さらに言うならばLSJに5000番は若干大きいとは思いつつも、昨今のリールの製品進化によって5000番でも300gを下回ってくる時代なわけです。

もちろん19セルテートの4000番台であればさらに軽くなるんですけども。

そうしたことも踏まえて今のラインナップだと番手はなにが最適なんだろう?ってことを考えています。

ライトショアジギングで検討されそうな機種一覧

ということで私の使っている19セルテートを含めて、ライトなショアジギ用途に検討されそうな機種および番手を一覧にしてみました。

もちろんここに含まれていない機種がライトショアジギングには不適という訳ではなく、あくまで私が選ぶとするならば…という独断で機種を抜粋しています。

ハイギアの4000〜5000機種

ギア比はエクストラハイギアのみで見ていますが、重量としてはセルテートはすべて300g以内に抑えてきています。
シマノは20ツインパワー・19ストラディックまでは300g以内ですが、20ストラディックSWがけっこう重たくなっていますね。

ちなみにドラグ力も一応比較表に記載していますが、ドラグ力は私はほとんど気にしていません。
そもそもシマノとダイワでドラグ力の定義も違いますし(シマノは常用と最大のドラグ表記、ダイワは最大のみ)、というか4000番あればドラグの数字関係なくライトなショアジギで掛かる魚は大体釣れるはずなので笑

で、改めてこの比較表を見ていると…
20ツインパワーだとC5000XGがコンパクトボディなので当たり前なのかもですけど、4000XGとC5000XGって重量同じなんですよね。

巻取り長は多少違いますが、これはスプールの径による差だとすると、むしろスプールしか違いがないってこと…?

ハンドルノブがT型から5000番だとラウンドタイプのパワータイプになったりしてますが、内部的にはまったく一緒なんだろうか?
500円の差はスプールとハンドルノブの差額なのか…?

でも仮に4000XGとC5000XGが重量も同じで、しかも5000番はハンドルがラウンドタイプ付いてて、スプール径ちょっと大きいですとなれば潰しが効くであろう5000番買いません?
あ、買わないですか…なるほど…

そして悩む

で、分かりやすく差があるところでいうと19セルテートですね。
コンパクトボディの4000-CXHが235g、5000D-CXHが250g、そしてコンパクトボディではない5000D-XHが295gと分かりやすく段階になっています。

こうなると悩ましいと思います。
私も19セルテート購入時に多少悩みましたが、その時は「大は小を兼ねるんや」くらいの感覚でサクッと5000D-XHを買いました。

が、あとから考えると
5000D-CXHでも良かったのでは?重量・強さ・糸巻き量のバランス最高じゃない?とか
むしろ4000-CXHでも十分だったんじゃないの?しかもコレなら235gだよ?とかとか
色々とモヤモヤしてきたんですね。

まあ今更どうしようもないですし、というか5000番でもたった295gですからね。
これで万一のモンスタークラスにも対抗できる可能性を買えたと思えば正解だったんや!とか考えつつ、特に不満は無いんですけども。

とはいえ重量は軽いに越したことはないのは絶対的な事実ですし、今もう一度セルテートを買った「あの日」に戻れたとしたら同じ選択をするか?というマジで不毛なことを考えているわけであります。

やっぱり5000番でも良いんではないか?

で、最近見つけたこのダイワの公式コラム。

コラム#04|強靭・耐久テクノロジー MONOCOQUE BODY(モノコックボディ)
モノコックボディ。マグシールド。防水、盤...

モノコックボディの素晴らしさを説いたコラム記事なのですが、この記事の中から一部引用させて頂くと…

ひとつ例を挙げよう。19セルテートのLT5000D-XHは、耐久テスト時にドラグフルロック状態で、10㎏クラスのヒラマサを何本も獲りまくり、アフターチェックでも、不具合が出なかったほどの強度を誇る。なのに、自重は295gだ。

Daiwa Technology コラム#4より

いやはや、これマジですか?
本当ならほんとに凄いですが…笑

そして下記も続きます。

これまでショアジギングや、オフショアのライトキャスティング、ライトジギングなど、従来は自重400gオーバー、ときには500gクラスのSWモデルのリールを装着しないと太刀打ちできなかった釣りが、今や300gアンダーのリールで楽々悠々とは驚く。300gアンダーのリールといえば、従来では3000番クラス。…

Daiwa Technology コラム#4より

そういうことなんですよ!私が言いたいことは!
重量が軽くなった分、今までだと重量面の不利を考慮して選択肢に入らなかった1つもしかしたら2つ大きい番手も、今の機種なら選択肢に入るかもしれないわけですね。

とはいえ、じゃあLSJ用リールに対して何gまで許容するのか?というのは個々の差がある部分です。
サーフでヒラメメインにやっている方ならより軽さを求める方も多いと思います。
(堀田プロはバンキッシュ使ったりしてますね)

ただ、大は小を兼ねるために400gです!と言われれば少し躊躇してしますが、ヒラマサ10kg超えもいける(←ほんとに?)5000番が295gなら、それ持っておけばサーフも堤防でのLSJも、むしろライトではないショアジギングまでいけちゃう…となればお得感強い気もします。

ま、これは19セルテートの場合での話ではありますが…

コンパクトボディではない20ストラディックSWの場合はたしかに4000番と5000番で130gの差があり、300gと430gだとかなり変わってきます。

一日投げた時の身体への負担も相当変わるでしょう。

なので比較表作ったりした割に「あくまでも19セルテートで」ショアジギ用にリール買うなら…という後出しの条件になってしまいますが5000番という大きめの選択肢もあるのかなぁと思います。

最初に書かせてもらったとおり答えは出ません。(すいませんでした)

コメント

  1. […] […]

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