17ツインパワーXDのハンドルノブ交換

brimo製Sanctus Brave410と17ツインパワーXD C3000XGの純正ハンドルノブの比較リール

若干使いづらかったツインパワーXDの純正ハンドルノブを社外品に交換してみました。

17ツインパワーXD C3000XGのレビューはこちら

ハンドルノブを交換する理由

最近17ツインパワーXD C3000XGを購入して陸っぱりシーバスで使っています。

無印ツインパワーにはC3000〜3000番の場合、T字やI型のハンドルノブが付いているのですが、17ツインパワーXDはC3000番でもシマノ純正のEVA製パワーハンドルノブSサイズが装着されています。

C3000番という小さな番手でもパワーハンドルノブが純正装備というのはとても良いのですが、この純正のハンドルノブが若干使いづらいなぁと感じていました。

17ツインパワーXD C3000XGの全体図
17ツインパワーXDのハンドルノブ

その理由は根本にかけてシェイプされていくハンドルノブの形状。

個人差もあると思いますが指先で摘む時に若干指の収まりが悪く感じていました。
見た目的には良いと思うんですけどね…

ということで今回ハンドルノブを交換しよう!と思い立ちました。

求めるハンドルノブを探す

まず今回のハンドルノブの条件としては…

  • EVA製であること
  • ノブ部分の形状はシンプルな丸形
  • ノブ直径25mm以上(理想は30mm程度前後)
  • ツインパワーXDに付けて浮かない色(ちぐはぐにならないカラー)

こんなところです。

個人的にハンドルノブの素材はEVAが現状最適解だと思っています。

EVA製ノブは汚れも気になりませんし、金属製や樹脂製に比べて硬すぎないので握り心地が良いです。
しかも金属製や樹脂に比べてグリップ力が強いので軽い力で回せるため、特に長時間の釣行時に楽になると感じています。

オフショアゲームなどで10kgを軽く超えるような青物と対峙するなど、ほんとに力を込めて回さないと駄目な場合は剛性のある金属や樹脂製のノブの方が良いかもしれませんが、5000番程度までのリールの場合はEVA製で良いと思います。

ちなみに私が他に使っている19セルテートLT5000D-XHも18ストラディックSW4000XGも純正でパワーハンドルが装備されていますが、それらのハンドルノブの直径は下記です。

  • 17ツインパワーXD C3000XG:27mm(EVA製)
  • 19セルテートLT5000D-XH:35mm(EVA製)
  • 18ストラディックSW4000XG:40mm(Ci4+製)

今回はC3000番のリールとなりハンドル長も短いため、あまり大きなハンドルノブを付けると操作性が悪くなることを考えて30mm前後で探しました。

で、こんな簡単な条件であればいくらでも見つかるだろうと思って探していたのですが全然見つかりません。

ゴメクサスのEVA製ハンドルノブの場合は直径が38mm〜となっていて大きすぎます。
アルミ製の商品であれば30mmのものもあったのですがEVA製ではないので断念。

ヤフオクやメルカリにはアリエクスプレスで数百円で買えるような中華製ハンドルノブがいくつか出ていて、しかも直径も33mmということで良いなと思ったのですが、シルバーや赤といったカラーしかなくツインパワーXDの黒に近いボディに付けると浮きそうだったので断念。

そして探している中で「お!」と思ったのがコチラ。

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スタジオオーシャンマークのACシリーズの中に30mmというサイズがありました。

カラーも金銀黒の3色があったので黒を楽天で注文したのですが、なぜか黒のみメーカー在庫無しということで注文キャンセルとなり断念。

他にもシマノ純正でSサイズからMサイズにサイズアップするというのも考えましたが…
Mサイズだと37mmということで完全に4000番〜のサイズとなるため断念。

しかも夢屋製の場合は色がハンドルとノブの境目にあたるスカート部分がシルバーしかないのでツインパワーXDにつけると色がちぐはぐになってかなり浮きそうです。

で、色々見ているとダイワのハンドルノブがめちゃくちゃ良いんですよね。

SLP WORKS

見た目も格好良いし安い。

この中のパワーライトノブのMサイズが30mmということでサイズもデザインも完璧。
スカート部分も濃いガンメタっぽい色合いなので悪くない。

ただしダイワのハンドルノブをシマノに付ける場合はベアリングを1つ外す必要があり、現在の2BB仕様から1BB仕様にデチューンが必要となります。

そこまでするのもなんだかなぁと思い断念。

購入したハンドルノブ

と、まあ前置きが長くなってしまいましたが、結果的に購入したのがコチラ。

EVAノブ Sanctus brave410 glamor | ブリモ リールハンドルノブとハンドルの専門店
極寒だけど釣りに行きたい。そんな気持ちの一助となるアイテムが登場です。

brimoというメーカーの「Sanctus brave 410 glamor ハンドルノブ」となります。
新潟県にあるフィッシングカスタムパーツを製作・販売しているメーカーさんのようです。

今回購入したものは直径27mmとなり現在の純正ノブと同サイズですが、握り部分の形状が丸形に近くなります。

デザインもシンプルですし、カラーリングも悪くありません。
しかもお値段が非常に良心的です…!

このEVA製ハンドルノブ単体で1,580円、ハンドルノブキャップは480円なのでセットでも約2,000円です。
その他、同じ形状のコルクやウッド素材のものもありますが同じ価格です。

ということで早速注文したところ翌日には到着しました(早い…!)

Brimo製Sanctus Brave410
brimo製 Sanctus Brave410

触った印象は純正ノブよりEVA部分が少し柔らかいような印象です。

ハンドルノブキャップは他にもカラーがあるのですが、今回届いた真鍮以外は在庫切れだったため金色っぽいものとなっています。
(ほんとはチタングレーという色にしたかった)

Brimo製Sanctus Brave410のサイズ感
Sanctus Brave410のサイズ感

あと純正の重量が分からないのですが、このbrimo製はノブ単体で5gとのことで軽く感じました。

Brimo製Sanctus Brave410と17ツインパワーXD C3000XGのハンドルノブ比較
純正ノブとのサイズ比較

純正ノブを取り外して並べてみたところ、やはりサイズ感はほぼ変わりませんね。

しかし純正は形状が根本に向けてシェイプされていっているのに対してbrimo製はシンプルなラウンド形状です。

早速取り付けてみた

Brimo製Sanctus Brave410を17ツインパワーXD C3000XGに装着した図
17ツインパワーXDにbrimo Sanctus Brave410を取り付けた図

早速取り付けてみました。

ハンドルノブの交換の場合はノブの個体差によってワッシャー調整などが必要になる場合がありますが、今回は純正の時のまま入れ替えて問題ありませんでした。

Brimo製Sanctus Brave410を17ツインパワーXD C3000XGに装着した図

取り付けて回してみると、丸い部分がしっかりしているので純正に比べて摘みやすいです。

理想としてはもうほんの少し直径が大きくても良いなぁと思います。
やはり30mmくらいが理想かな…

Brimo製Sanctus Brave410を17ツインパワーXD C3000XGに装着した図

デザインはシンプルでツインパワーXDには少し大人しい印象ですが悪くないです。

ハンドルノブキャップは480円なので、今後在庫が復活したら真鍮カラー以外のキャップを買ってみたいです。

17ツインパワーXD C3000XG、18ストラディックSW4000XG、19セルテートLT-5000D-XHを並べた図
ラウンドハンドルトリオ

他のリールと並べてみました。
パワーハンドルズですね。

余談ですが、上の画像にもある19セルテートに付いているダイワのEVA製パワーハンドルは握り心地がほんとに最高です。

カルディアLTにも同じもの付いていましたが、35mmというサイズとかなり硬めのEVA素材、そして丸に近い形状が非常に良いです。

手の大きさなど個人差もあるかもしれませんが、ストラディックSWに付いている40mmのノブよりも圧倒的に握りやすいと感じています。

ということで余談を挟みつつもツインパワーXDのハンドルノブ交換も無事終了しました。
これで当面使ってみます。

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