最強サーフロッド!! ヤマガブランクス バリスティック102MH TZ/NANO 詳細レビュー!

バリスティック102MHブランクスインプレ

ヤマガブランクスのバリスティック96MMHから102MHに買い替えてシーバス・サーフ・堤防釣りなどやってみたので使い心地などをレビューします。

前回のバリスティック96MMHの購入からインプレまでの記事はこちら

バリスティック102MHの基本スペック

まず最初にバリスティック102MHの基本スペックは下記となります。

  • Length:10.2ft (3110mm)
  • Weight:177g
  • ルアー重量:8-42g
  • ライン:PE1-2
  • アクション:レギュラー
  • ガイド:チタンガイド、トルザイトリング仕様

メーカーの出しているロッド紹介文は下記

Ballistick 102MH TZ/NANO バリスティック102MH TZナノ

広大なサーフや外洋に向いた磯でマルスズキを狙う為に開発されたクラス最強ロッドです。磯マルや大河川でのメーターオーバー狙いにもオススメのパワーロッドで、平磯でのヒラスズキ、小型青物にも対応します。また、サーフにおける座布団ヒラメ狙いにも最適なロッドになっており、サーフメインのアングラーには抜群の飛距離、軽快な振り抜けとパワーで強い味方になってくれるでしょう。

Yamaga-Blanks公式サイトより

使える用途はメーカー紹介文のままだと思います。

バリスティックシリーズのヤマガブランクス公式サイトは下記

https://yamaga-blanks.com/product/seabass/ballistick-tz-nano/

基本的にはシーバスロッドではあるが、10.2ftというレングスを活かしてサーフで使えて、かつ青物にも対応しますという感じですね。

河川や港湾などのシーバスロッドとしてはパワーや長さ的に少しオーバースペックな印象です。

外観インプレ

外観を見てまず感じたのはクリアの厚みがあること、そしてガイドラッピングの綺麗さです。

知り合いのアーリーを見ていても感じていたのですが、ヤマガブランクスは基本的にブランクスのクリア塗装が厚く高級感がありますね。

ヤマガブランクス バリスティック102MHのブランクス
バリスティック102MHのブランクス

クリアが厚いということは見た目の良さだけではなく、傷などにも強くなるのでユーザーからすると歓迎すべき点ではありますが、とはいえ1gの重さに拘るロッドメーカーからするとクリア塗料の重さが重量に影響してくるのも事実です。

このバリスティック102MHは10.2ftというレングスで177gという軽快さを実現しつつ、クリア塗料による質感も両立させている点は素晴らしいと思います。

ヤマガブランクス バリスティック102MHとGクラフト MWS-972-TRのブランクス比較
ヤマガブランクスとGクラフトのブランクス比較

GクラフトのMWS-972-TRと並べてみましたが、両社の思想的に見て分かる違いがあるなと感じました。

ヤマガブランクスはクリア厚めで高級な印象ですが、Gクラフトはクリアが薄くカーボン地が見えています。

人によっては5万円を超える高級ロッドなんだしクリア塗装厚めの方が質感が高くて良い!という意見もあるかと思います。

そうした意味ではヤマガブランクスのロッドは性能と美しさを両立しているため素晴らしいです。

しかし私個人としてはどちらが良い悪いという話ではなく、ここはあくまで両社の思想の違いが現れている部分だと感じました。
(主にこうしたハイエンド機種同士の場合)

見た目の美しさと性能の両立に拘るヤマガブランクスと性能特化で質実剛健的なGcraft、といった感じでしょうか。

個人的にはGクラフトのソリッドかつスパルタンな見た目の方が「道具感」が強くて好みではあります。

ガイドに関しては、TZ/NANOシリーズのバリスティックのガイドはすべてトルザイトリング搭載のチタンガイドとなります。

ヤマガブランクス バリスティック102MHとGクラフト MWS-972-TRのガイド径比較
左:MWS-972-TR 右:バリスティック102MH

ガイドサイズを分かりやすく伝えるためにMWS-972-TRと並べてみました。

バリスティック102MHはロッドパワーとロッド長に応じた平均的もしくは少し平均より大口径なガイドサイズだと思いますが、MWS-972-TRのガイドは非常に小径ガイドとなっているのが分かるかと思います。

バリスティック102MHはPE2号まで対応、MWS-972-TRはPE1.2号までというラインキャパの違いはあれど、それを考慮してもMWS-972-TRのガイドは小径ですね。

ちなみに現行のバリスティックシリーズでは96MMHまではすべてのガイドがシングルフットですが、102MHのみ一番根元側のガイドがダブルフットとなっています。

キャストフィール

キャストフィールに関しては、さすがバリスティックで10.2ftという長さを一切感じさせない超高反発・超高弾性のパッキパキロッド!という感じです。

キャスト時のティップのブレの収束もめちゃくちゃ早く、ブレをほとんど感じさせないのでキャスト後のフィーリングは非常に気持ちいいです。

向かい風が強くともバシュッ!もしくはビシュッ!という感じで一糸乱れず振り抜けます。
おかげでキャストが上手くなったような錯覚に陥ります(笑)

ルアー重量はミノーだと30gくらいまでは気持ちよく投げれます。
ベストとしては25g前後かなという印象で、40g近いミノーの場合は少し背負うような形でないと上手くキャストできないかなと感じます。

メタルジグの場合は20-40gまでが適正範囲という印象で、個人的には30gくらいが投げやすいです。
適正外ではありますが45gのジグもフルキャスト可能でした。

メーカーによって定義は違いますが、少なくともヤマガブランクスのロッドに表記されているルアー重量は「フルキャスト可能なMAX重量」だと思うので、もし他のロッドメーカーの感覚で買うと少し戸惑うかもしれません。

サーフでは30gのメタルジグをメインに投げましたが、まだ使いこなせていないこともあるとは思いつつ、正直飛距離はコルトスナイパーSS96Mに比べて伸びたか?というとそこまで変わっている印象はありません。

ただコルトスナイパーに比べて長尺になっているにも関わらず圧倒的に投げやすいです。
コルトスナイパーSS96Mに比べてロッド自体が50g以上軽量であることや、長尺だがそれ以上に反発力があるティップとなっているため風が強くとも思いっきり振り抜けるからです。

コルトスナイパーの場合はロッド全体のパワーが強いので、そうした意味では気兼ねなく全力で振り切れるという投げやすさはありますが、バリスティック102MHはシャープに投げられるという印象です。

同じ回数・同じ飛距離を一日中投げた場合、間違いなくバリスティック102MHの方が身体的な負荷は少ないと思います。

糸抜けに関してはPE1.5号に30lbのリーダーをFGノットで繋いで投げていましたが特に問題は感じませんでした。
2号に40lbのリーダーでも問題ないかと思います。

ただトルザイトリング特有の糸鳴りはけっこう激しいです。
ラインはヨツアミを使っていますが、鳴り出したらかなり酷くてリールまでビービーと響いてきます。

ここはラインの問題もあるかと思うので、今後糸鳴りが緩和される組み合わせを試行錯誤して探していくしかないと考えています。

ロッドの硬さ

そしてロッドの硬さについてですが、96MMHの記事でも書いていましたがナノシリーズのバリスティックは決して「硬い」わけではありません。

負荷が掛かると「実際には曲がっているが非常に早い速度で戻ろうとする(反発・収束しようとする)ため、それをパワーがあると感じている」というのが正しい表現だと思います。

ですので瞬間的な負荷を掛けるだけだと「曲がらない!」「硬い!」と思うかもしれませんが、実際はそうではなく、曲がっているし柔軟です。

むしろ触った印象とは裏腹に負荷が掛かったときはしっかり曲がります。

ヤマガブランクス バリスティック102MHのバットパワー
江戸川河口付近にて

これは60cmジャストくらいのシーバスを掛けた時ですが、この魚はかなり元気だったので初っ端に締めていたドラグを5秒くらい出されました。

手元に感じるロッドパワーは全然余裕があったので、さあ巻いていこうと思ってロッドを見てみるとベリーまでしっかりギューンと曲がりこんでいました。

ある程度曲がることは感覚的に理解していましたが、このサイズのシーバスでベリーまで柔軟に曲がっている姿を見て驚きました。

軽く触っただけだと反発力や弾性が強すぎてパキパキの硬いロッドにしか思えないですが、ちゃんと魚を掛けるとレギュラーアクションしてくれるロッドです。

その他堤防から30cm〜40cmのショゴや1m程度のヤガラも釣りましたが、どちらもまだまだ余裕でした。
まだ掛けれていないですが60cmクラスの青物などになってくると楽しめそうな印象です。

タックルバランス

今までに組み合わせたリールは19セルテートLT5000D-XHと18ストラディックSW4000XGの2機種ですが、どちらも持ち重りなど感じることなく使えました。

セルテートが295gでストラディックSWが305gですので、300g前後のリールであれば問題ないと思います。

しかし個人的にはもう少し軽めのリールでも良いかな?と思うので、今度235gのツインパワーXD C3000XGと組み合わせて使ってみようと考えています。

仮に235gのリールでも問題なく使える場合、177gのロッドと組み合わせても412gというタックル重量となり、今までコルスナを使っていたときは500g以上となっていたことを考えると20%以上の軽量化となるため相当なアドバンテージになります。

バリスティック102MHの持つ高反発・高弾性によるシャープなキャストフィールをより強化できるのではないか?と考えています。

総評

今回私がバリスティック102MHを購入した目的は「サーフでのショアジギをメインに、そして青物やヒラスズキ、シーバスまで…」という汎用性高く使えるシーバスロッドが欲しかったからですが、このロッドはまさにそれらすべてを高い次元で叶えてくれるロッドだと思います。

私なりにこのロッドの良さを簡単にまとめると…

  • サーフ使いにちょうど良い10.2ftというレングスに177gという軽量性
  • 高弾性高反発によるキャストフィールの良さと感度の高さ
  • シーバスから青物まで対応するロッドパワーの余裕
  • とはいえ魚が掛かるとしっかり曲がってくれる安心感

となります。

特にサーフでのヒラメ狙いにはベストですね。
地磯などでの磯マルや磯ヒラ狙いにもベストマッチではないかと思います。

私の場合、96MMHではサーフで使う時にティップの柔らかさが気になってしまい102MHに乗り換えたわけですが、102MHは波や潮の流れに負けずしっかりジグを操作可能です。

しかも高反発なマテリアルのおかげで感度も高いので、今までよりも潮の流れを感じることができます。

河川・河口・港湾などでのシーバスを狙う用途としては少し反発力が強すぎることもあるため、その場合はティップがより柔軟な96MMH以下のロッドがベストだと思います。

ですのでシーバスのためにこのロッド購入を検討されている場合はメーカー紹介文の通り、サーフシーバスや磯からの磯マル・磯ヒラ用として考えたほうが良いですね。

ということでバリスティック102MHは私にとって最強サーフロッドとも言える素晴らしいロッドです。
もしサーフロッドで汎用性高く使えるロッドをお探しの方は是非参考としてください。

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